ビタミンDが副腎疲労に効果があるという話があります[1]。
ビタミンDは紫外線を浴びれば体内で生み出されるはずですが、太陽の光をあまり浴びない現代人には不足しがちで、うつに似た症状が出るんだそうです。
そういえば私も太陽の光をほとんど浴びていないし、気分もそんなに上がらない毎日が続いている・・・。
そういえば過去によく日焼けをしてた時期があって、そのときは確かに元気だったな~なんてことを思い出したり(日焼けのせいだけではないでしょうけどね)。
しかし、日焼けは皮膚がんやシミの原因になりますから、どうしても「日焼け=悪」のイメージを持ってしまいがち。
できるだけ太陽の光を浴びない生活をしていました。
そんな生活では、ビタミンDが不足していてもまったく不思議ではありませんよね。
といっても日光浴ばかりするわけにもいかず、それならビタミンDをサプリとして摂ってみようと考えたわけです。
【体験談】ビタミンDはメンタル改善に効果あるのか試してみた
まずはビタミンDの一般的な情報をまとめておきます。
ビタミンDの欠乏症
ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートしているだけあって、不足すると骨に異常を及ぼします。
年配の方に多い骨粗鬆症や、若くても発生する骨軟化症とくる病が代表的なところ。
一方、女性の卵子にも関わるところが大きいらしく、卵巣嚢腫や排卵障害の原因となることもあると。
さらにビタミンDの不足が抑うつの原因になるという研究[2]もあります。
ビタミンDの副作用
ビタミンDは脂溶性(油に溶ける性質)であるため、体内に蓄積される。
その結果、ビタミンDを摂りすぎると「高カルシウム血症」や「尿路結石」になってしまいます。
ビタミンDを摂取するメリット
ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートすることが良く知られていますが、実はその他にも数多くのメリットがあります[3]。
- 思考力を上げる
- 免疫力を上げる
- テストステロンの増加
ビタミンDとうつ症状の関連を調べた研究もありました[4]。
この研究では40人の被験者に対して8週間の調査を行い、結果として「うつ症状の緩和」が見られたのみならず「酸化によるストレスレベルの低下」というおまけまでついていました。
でもこの研究結果の報告は2015年に行われたもので、ビタミンDの精神的作用に対する研究は、また始まったばかりと言えるのかもしれません。
ビタミンDを実際に摂取してみて
私も早速ビタミンDを買って試してみました。1錠に5,000IUを含むという高容量のもので、5,000IUは125マイクログラムにあたります。
厚生労働省では一日の摂取上限を100マイクログラム(4,000IU)と定めている[5]ので、1錠で上限をオーバーしています!
推奨量は以下の通りもっと少ないです。
「そんなに飲んで大丈夫!?」とご心配の方もいるかと思いますが、現在のビタミンDの推奨量は圧倒的に少ないことが指摘されています[6]ので、そこまで気にしないことにしました。
ちなみに、ビタミンDは脂溶性ビタミンのため体に蓄積します。
ですから、一日で多く取りすぎたとしても、一日おきに摂取するなどして、コントロールすることはできます。
また、脂溶性なので食事と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
私は夕食と一緒に毎日摂ることにしました。
摂取1~3日目
なんにも変化はありません・・・。
摂取4~5日目
多少疲れにくくなった気がします。また肩こりが軽くなった気がします。
いつも眠くなる午後も、割とスッキリとしていられる気がします。
現時点でのまとめ
本来であれば、効果がでるまでにもう少し期間を要するものであると思うので、気長に摂取を続けてみたいと思います。
果たしてビタミンDで副腎疲労の症状が改善されるのかどうか、今後の経過が非常に楽しみです。
太陽の光を浴びた後のようなスッキリさわやかな気分になればいいのですが。
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