「最近、年齢のせいで思考力が落ちてきた」なんて感じることはありませんか?
11年、120種類以上にわたって試したサプリメントの中で、思考力アップに効果を感じ現役で使用しているものをご紹介いたします。
あなたの思考力落ちてませんか?知的活動のためのタイミング別サプリメント集
1.朝のサプリ
まず朝です。
私が朝に飲んでいるのは、考えることを楽にしてくれるサプリと健康全般を下支えするサプリです。
アルファGPCは記憶や認知に不可欠な神経伝達物質「アセチルコリン」を作り出すコリンの素として、もっとも即効性と吸収率が高いとされるすぐれたサプリです。
母乳にも含まれている成分で、さいきんでは成長ホルモンの分泌効果があることでも知られてきましたね。
ホスファチジルセリンは脳の細胞膜を柔らかくして脳細胞の新陳代謝を促すとされる成分です。
アルファGPCと違いホスファチジルセリンは即効性があるものではなく、ある程度(私の場合で2ヶ月ほど)使っていくうちに心の落ち着きを感じられるようになります。
このホスファチジルセリンには「闘争 or 逃走」ホルモンとして有名な「コルチゾール」の分泌をおさえてくれる効果があり、いつもなにかに追われるような感覚のある方には特におすすめできるものです。
というのもコルチゾールが過度に分泌されると脳(海馬)の萎縮[1]による記憶力の低下や肥満、高血糖などが表れてくるからです。
オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)は血流を改善し体調を底上げするベースサプリです。
抑うつ症状の改善、心機能の向上、コレステロール値の改善、炎症の抑制[2]など研究で明らかになっている効果には事欠きません。
同じくベースサプリとなるマルチビタミン&ミネラルは各社から様々なものが出ていますが、私は最終的にこちらに落ち着きました。
ありとあらゆるビタミンやミネラルがすぐれた含有量で含まれているのみならず、注目の万能食品スピルリナ、消化を助ける消化酵素、眼精疲労に効くルテイン、気持ちを持ち上げるエゾウコギ(アダプトゲン)まで含まれており、食事と一緒にとると欠けている栄養素を適切に補完してくれます。
言い換えると食事にそこまで神経を使わなくてよくなるので、楽なのです。
いくら食事が大事とは言え、毎食かんぺきに食材を考えて調理することは不可能ですからね。
さらに性別や、生活リズムによって必要量が変わる「鉄分」が含まれていないのも使いやすい点です。
2.昼のサプリ
昼には基本サプリであるマルチビタミン&ミネラルと亜鉛サプリ、そしてNAC(N-アセチルシステイン)をとっています。
マルチビタミン&ミネラルは朝のサプリとしてご説明いたしましたので省略しますが、亜鉛は運動によって不足しがちなため[3]、マルチビタミン&ミネラルにも含まれていますが、追加でとっています。
個人的に運動時の体の動き、そしえ疲れぐあいが亜鉛摂取の有無でまったく違うことを体感しているのです。
NACは女性ならよくご存知のハイチオールC(L-システイン)の前駆体(体内でL-システインに変換される)です。
私の場合は美白目的ではなく、アセトアルデヒド除去のために飲んでいます。
アセトアルデヒドの害についてはこちらをごらんくださいませ。
3.夜のサプリ
夜はベースサプリのマルチビタミン&ミネラルとオメガ3脂肪酸に加えてビタミンD3、さらに就寝前にメラトニンを摂っています。
ビタミンD3は長いあいだ日の当たらない存在でしたが、ここ最近ビタミンDと気分の落ち込みに関する関係が注目されえています[4]。
冬になると気分が落ち込む冬季鬱という言葉があるくらいで、うつと表現するには大げさだとしても、冬場になるとなんとなく気持ちがしずみがちなのは、日照時間が短いことによるビタミンDの生成不足と関係があるのです。
ちなみに国が推奨している一日の摂取量は800IUですが、5,000IU程度なら長期的に問題がないこともわかっています[5]。
メラトニンをとると30分後くらいに心地よい眠気がおそってきますので、メラトニンを使って好きなタイミングで寝ることにしています。
そもそも人の体内時計は25時間なので、普通に生活していると1時間ずつ入眠時間が遅くなってしまうわけで、毎日同じ時間にベッドに入っても眠れないのはある意味当然です。
メラトニンは天然の睡眠ホルモン、一般的な睡眠薬のように耐性ができることもなく依存症になる恐れもありません。
グルテンフリーダイエットを一躍有名にしたトップテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手が体調管理のために使用しているのもこのメラトニンです。
関連記事:メラトニンの便利な使い方
まとめ
知的活動のためのタイミング別サプリメント集はいかがだったでしょうか。
私なりの取捨選択を繰り返してたどり着いたものです。
なにか気になるものがあればぜひ毎日の生活に役立ててみてくださいね。
関連記事:慢性的な疲労の解消法
コメント