カンジダ菌が実はブレインフォグの原因だった!ことを以前ご紹介しました。
「だったらそのカンジダ菌をやっつけてしまおう」
ということで、今回は体内環境を整えて、カンジダ菌をみるみる減らしてくれる食材をご紹介したいと思います。
※ここでご紹介している食材は研究で効果があると証明されたもののみです
ブレインフォグの原因「カンジダ菌」と戦う奇跡の食材5選
1.にんにく
一つ目はにんにく。
にんにくは抗真菌性(カンジダ菌を減らす)であるだけでなく、腸内の善玉菌を増やしてくれることで知られています[1]。
この効果はにんにくをつぶしたときに生まれる成分「アリシン」によるもの。
このアリシン、なかなかの実力者で、ヨーロッパで行われた調査[2]ではフルコナゾールという抗真菌薬に匹敵する効果を見せています。
ちなみに、にんにくはサプリメントより生の方が効果が高かったそうですよ[3]。
私もここのところ毎日にんにくを食べていて好調です。
2.ココナッツオイル
にんにくと同じく抗真菌性の高いものの中にラウリン酸と呼ばれる飽和脂肪酸があります。
そのラウリン酸が成分の半分を占めるのがココナッツオイル。
ナイジェリアでの研究によると、カンジダ菌は次々と薬剤への耐性をつけていくなか、ココナッツオイルへの耐性はまだ見られていないとのこと[4]。
3.プロバイオティクス
感染症の治療に使われる抗生物質は善玉菌も取り除いてしまうことは以外にも知られていません。
プロバイオティクスとは抗生物質(=アンチバイオティクス)と対義語。
抗生物質と逆の働きをもっていて、体内の善玉菌の働きをより活発にするもの。
善玉菌は私たちの免疫力をアップさせ、カンジダ菌の住みにくい腸環境を作り出します[5]。
2015年にアメリカで行われた調査では、プロバイオティクスを毎日とることで腸内環境の一つの目安となる口内に見られるカンジダ菌が明らかに減りました[6]。
4.糖質の少ないもの全般
食材ではないのですが、とても大事な点なので挙げておきます。
カンジダ菌は全般的に糖質が大好物で、糖質があると通常の何倍ものスピードで数を増やす性質があります[7]。
カンジダの勢いが収まるまでは甘いものはちょっと控えめにした方が良さそうですよ。
5.クルクミン
クルクミンはカレーのスパイス「ターメリック」の主成分であり、飲み会の味方「ウコンの力」にも含まれているもの。
このクルクミン、カンジダ菌を顕著に取り除く効果が多くの調査で認められているカンジダ対策の有力候補[8][9]。
抗真菌薬のフルコナゾールを超える効果まで見られることもあったそう[10]。
まとめ
ブレインフォグの原因「カンジダ菌」と戦う奇跡の食材5選はいかがだったでしょうか。
ブレインフォグの原因が分かった時点でブレインフォグの問題は8割解決しています。
というのも、ブレインフォグが厄介なのはその原因の特定がむずかしいことであって、原因を特定してしまえば対応は意外とシンプルだからです。
私は実際にここでご紹介した食材を食生活にとりいれたら、1週間もせずにブレインフォグが改善したのを感じました。
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