副腎疲労に悩んでいる方に向けて、副腎疲労の症状別にサプリメントをご紹介します。
副腎疲労の解消には生活習慣や食生活の改善も大切ですが、食事からとることのできない栄養素を考えるとサプリメントも有効です。
副腎疲労の症状別サプリメント一覧
1.ブレインフォグ(思考がまとまらない)
NAC(N-アセチルシステイン)
体内でL-システインに変化するNACは、体内に溜まった毒素「アセトアルデヒド」を分解して体の外に出す手助けをします。
NACは個人的に最も即効性を感じているサプリメントの一つで、飲むとすぐに思考がまとまるように。
また「最近極端にお酒に弱くなったな~」と感じていたら、案の定肝臓にアセトアルデヒドが溜まっていたらしく、NACをとるようにしたら酔い方もかわりました。
オメガ3脂肪酸
血液とリンパの流れを良くして体の調子を確実に底上げする必須脂肪酸。免疫力のアップや精神の安定、血糖値を安定させるなど効果は計り知れない。
サプリは一つだけ飲んでいいって言われたら、迷わずこれを選びます。取っていないならいますぐ取るべき。口コミをみる。
ミックスナッツ
脂肪酸、ミネラルを豊富に含むナッツ類。サプリメントではないが、糖質をメインとしない貴重なスナック。
副腎疲労・ブレインフォグ治療期間の間食はこれ一択かと。口コミを見る。
ホスファチジルセリン
脳細胞膜の再生に必須とされる。それと同時に悪玉ホルモン「コルチゾール」の分泌抑制にも効果があるという万能さ。コルチゾールによる身体のダメージが減り、徐々に体調が上向くのを実感できます。
副腎疲労にカフェインは基本NGですが、どうしてもカフェインをとりたいならせめてコルチゾール対策にホスファチジルセリンをとりましょう。口コミを見る。
アルファGPC
認知能力の肝となる神経伝達物質の前駆体であるコリンを供給してくれる。コリンには複数の種類があるが、血液脳関門を直接通過できるのはアルファGPCだけ。口コミを見る。
ビンポセチン(アマゾンでの取り扱い無し)
血液の流れを良くする植物由来の成分。もともとは脳梗塞などの治療にも使われていたが、現在はサプリメントとしての利用しかされていない。
欧米の名門大学での使用率が25%を超えたとして一躍有名となりました。
2.やる気が出ない
副腎皮質
披露した副腎を助けてくれる動物の副腎抽出物。
「副腎疲労が副腎の抽出物で治るなんて・・・」とお思いかもしれませんが、肝臓に効くヘパリーゼも肝臓抽出物だったりします。
チロシン
アミノ酸の一種。やる気の源であるドーパミンとノルアドレナリンの原料となる。即効性が高く、その他アミノ酸同様、空腹時の摂取が不可欠。フルーツジュースなど、糖質との同時摂取で効果が高まる。効果は高いですが、副腎をさらに疲労させる可能性があることに注意しましょう。口コミを見る。
エゾウコギ(エレウテロ)
チロシンほど劇的でないがマイルドに効くと定評があるハーブ。口コミを見る。
3.焦燥感
ホスファチジルセリン
先に紹介した通り。
御岳百草丸
ホスファチジルセリンと同じくコルチゾールの分泌抑制の効果がある。非常に安価。
もとは胃腸薬として製造されているため、胃腸のケアにも効果があって一石二鳥。
テアニン
お茶の旨み成分であり、アミノ酸の一種。抹茶や玉露に多く含まれているが、緑茶ではほとんど摂れない。十分な量を摂るとリラックス効果がある。
テアニンが優れているのはリラックス効果はあるのに眠気はもたらさないところ。カフェインとの相乗効果もあり、カフェイン摂取から起こる不安症状も改善する。口コミを見る。
4.疲労感
BCAA
必須アミノ酸。疲労回復に即効性がある定番サプリメント。日本製は高い。寝る前に飲むと目が冴えてしまう。口コミを見る。
オルニチン
肝臓のオルニチンサイクルで必要。オルニチンサイクルではアンモニアの分解を促すことで、私たちを疲労から回復させる。アンモニアはエネルギー産生のTCAサイクルを阻害するため、迅速に分解が必要。人によりますが、疲労の原因がオルニチンサイクルであった場合、顕著に効果がある場合も。口コミを見る。
5.圧倒される感覚(何をやってもダメだと感じる)
アシュワガンダ(アマゾンで現在取り扱い無し)
ストレスに対抗するハーブ。アーユルヴェーダで使用されるアダプトゲン。焦燥感と不安感を低減する。
ホーリーバジル
同じくアーユルヴェーダで使用されるアダプトゲン。私には、アシュワガンダの方が効きました。口コミを見る。
マカ
同じくアダプトゲン。精力増進効果で有名。アダプトゲンでは効果を感じるものを使えばOK。口コミを見る。
ロディオラ
マイナス思考・不安感を消し去るアダプトゲンとして知られる。体感しやすいと言われている。エゾウコギとの併用が望ましい。(朝エゾウコギ、夜ロディオラ)口コミを見る。
6.寝付けない
メラトニン(アマゾンでの取り扱い無し)
メラトニンタイムリリース3mg[Natrol社製]
ほんらい夜になると分泌が高まるホルモン。自然な眠りを誘う。抗酸化物質でもある。
世界的に安全性が証明され、アスリートも使用している(テニスのジョコビッチ選手など)。
睡眠薬と違って耐性がつかない。
テアニン
先に紹介した通り。直接的に眠りを誘うわけではないが、リラックス効果があり緊張状態を解く。
7.性欲の低下
DHEA(ジヒドロエピアンドロステロン)
性ホルモンであるエストロゲン(女性ホルモン)・テストステロン(男性ホルモン)の材料。
通称デハー。
副腎で生成される。副腎が疲労すると不足する。40代以降向け。
男性の場合は抜け毛が多くなったという声もある(テストステロン=>ジヒドロテストステロンの変換が多くなっていると思われるので使用量を減らせばOK)。
海外では女性の不妊治療にも一般的に使用されている。
8.体の痛み・筋肉量の低下
プロテイン
ストレスが分泌を促すコルチゾールは筋肉を分解する。結果、運動をしていないのに筋肉痛が出たり、筋肉量が自体が減少する。
副腎疲労時は運動量が減りやすく、食事量も少ないためプロテインは必須。体内で様々なアミノ酸へ分解される。
砂糖・合成甘味料で味付けされたプロテインは副腎疲労に逆効果なので注意しましょう。
品質・価格ともに優位なアメリカ製をためしてましょう。
9.緊張状態からくる肩こり
テアニン
先に紹介した通り。リラックスにより筋肉を弛緩させ、血流を改善。肩こりを抑える。副腎疲労回復はストレスマネージメントとほぼ同義。テアニンはもっと活用されても良いと思います。
髪が抜ける
亜鉛
言わずと知れた髪力サプリメント。髪の材料となるたんぱく質の合成を助ける。口コミを見る。
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